魔法少女リリカルなのはA’s:総括

魔法少女リリカルなのはStrikerS」が秋からだと思っていたのですが、実際は来年っぽいですね。ともあれ、なのはA'sを今更ながら今日一気に観たわけですよ。いい加減話も忘れているので最初から、5時間くらい連続でした*1
その辺のお話をざーっと撫でて、あとキャラ萌え話とかをだらだらと書いていきます。
前作もいい作品だったのですが、A'sも良かったですね。今回はなのはとフェイトが最初から友達で、クロノやユーノも1話から登場しますしね。最初から戦いに巻き込まれるので、初めての人は混乱するかもしれませんが。
今回は全てが八神はやてと「闇の書」に帰結する事件で、ヴォルケンリッターが魔力集めをするのも主のためを思ってのこと…というのが悲しいところです。誰にも野望などなく、皆が平和を望んでいるのに戦わねばならないというすれ違いが、物語を通じての肝ですよね。
特に、はやての家で皆が仲良く暮らしているシーンなんかを見ると、もうね…。戦い合う作品のエッセンスとして、穏やかな日々を描いて「こんな日がずっと続けばいいのに…」というのがありますが、そういった感じです。
結局はなのはたちが全力全開の魔法をぶっ放して、ギリギリのところで真の敵を消滅させることになるんですが、その辺まで含めて、バトル作品のお約束は踏襲しているものの、スケールの大きい内容だったと思います。
後日談では6年後ってことで、中学3年生になったなのはたちが見られますが、新作はその続きということだと聞いています。
キャラクター的には…作品自体が勧善懲悪ではないので、敵側とされる人物にもそれぞれ背景や想いがあるんですよね。捨てキャラはいないなぁという認識です。
萌え的には、ヴィータはナイスツリ目っ娘で生意気なので良いですし、シャマルは穏やかなお姉さんキャラなので良いです。でもやっぱりシグナムなんですよなぁー。最近だとつよきすの乙女さんに近いかなと思うキャラです。
…と、ここで後期のネタバレになりますが、「闇の書」の真の姿であるリインフォースもこれまたナイスツリ目っ娘なので参りました。わかりやすく言うと、戦っている時はローゼンメイデン水銀燈っぽい。しかし戦闘後にはやてを気遣うところはお姉さん系という大変な萌えキャラですよ。話の都合上、出番は少なすぎですが。
まああとは、声優陣は脇役も含めて恐ろしいまでの豪華さなので、その辺も楽しめる作品ではあります。各デバイスの声はネイティブが担当するという徹底振りも見えたりとか。
これが「外伝」ってのが恐ろしい。とらハ自体は未プレーながらも、ホームドラマ的なギャルゲーという認識なのですが、まさか本家よりもリリカルなのはの名が知れ渡るような事態になるとは!
いや、世間的にはパソゲーよりもアニメ化作品の方が知れ渡るじゃないですか。そういう意味で。
(公式:http://www.nanoha.com/

*1:録り逃がしが2話ほど。