大相撲平成十八年九月場所:十四日目

このカテゴリも作るだけ作って、W杯から使っていないので、たまには使ってあげないと、ですね。
私はスポーツ全般の知識が人並み以下ですが、大相撲だけは多少観ています。今場所は魁皇が早々に怪我での休場となったのであまり熱心ではありませんでしたが、今日はテレビをつけっぱなしにしていたので観ましたよ。
印象に残った取組だけ少しずつ取り上げていきます。つか、ここを見ている人には需要が全然なさそうですが…。

  • 十両の片山、一気に突き出す会心の相撲で上杉を下して勝ち越し。
  • 既に七敗と後がない栃乃洋土佐ノ海のぶちかましをいなして突き落とし、明日に勝ち越しを賭ける。
  • 雅山、調子の良い露鵬を押し出しで下して勝ち越し。
  • 栃東に挑んだ安馬、追い詰めるも突き落としで負けて四敗目。この時点で朝青龍の優勝が決定。
  • 白鵬琴欧州に意地を見せられ、上手投げで負けて六敗目。
  • 結びの一番は千代大海が土俵際で踏ん張り、朝青龍の押しを紙一重で交わして素首落としで勝ち。

一番気になったのは、やはり最後ですね。今日は負けはしましたが朝青龍は本当に強く、稀代の横綱だと思います。私の世代的には千代の富士貴乃花にも引けを取らないくらい立派だなと。大鵬の頃はまだ生まれてなかったので、わかりませんが。
あとは安馬を貫禄で下した栃東、この人は本当に、他人の大事な一番を潰すのが得意ですね、良くも悪くも。勝ち越しを賭ける取組、優勝を賭ける取組を制する力というか…悪く言えば空気読めなんですけど。
今の相撲は外人ばかり、という話を聞きますね。実際モンゴル出身の朝青龍白鵬安馬は良い成績を残していますし、琴欧州露鵬黒海などヨーロッパ勢も目立ちます。
ここらで栃東千代大海雅山辺りが発奮して優勝を取ったり、安美錦岩木山などが三役定着して欲しいものです。
以下、QMA的なお話。

  • 十文字の部屋は「陸奥部屋」ですが、読みは「みちのくべや」です。
  • 魁皇は本名まで覚えているのだから、せめて現大関陣くらいは本名と所属部屋を覚えておきたいところ。
  • QMAでいう「地味賢」って十四日目で8勝6敗くらいの成績の三役に該当するのかも。
  • マッチングを「取組」など、QMA記事を相撲用語に置き換えたら私だけが楽しかったです。

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