夜明け前より瑠璃色な Crescent Love:お姫様に迫る影

朝霧家の朝のシーンから始まるのですが、何故か達哉とフィーナが二人で料理をしています。なかなか起きてこないからと達哉たちは思い込んでいたのですが、彼らを麻衣やミア、さやかまで覗いていました。ラブラブすぎたため、さやかからも「家ではほどほどに」と言われる始末。
周囲からも祝福をもらいつつ、初めてデートをする二人なのですが、その裏では月へ向かったカレンの戦いがありました。
カレンは王に報告書を事前提出し、フィーナと交流がある青年、達哉について直接の報告も行います。当然ながら王は解せない様子ですが、カレンは達哉を庇い、地位は平民ながら実直で不屈の精神を持っていると主張。そして、ユルゲンがフィーナに相応しくない…という「失言」を言ったところで、何と本人が現れます。
その場は切り上げて引き返したカレンですが、そのすぐ後に月への反逆罪で拘束される羽目になってしまいます。王への発言力が圧倒的に大きいユルゲンの謀略と知りつつも、その決定に従うしかないのでした。
一方で、平和にデートを楽しんでいたはずの二人にも不穏な影が現れます。それはリースだったのですが、彼女はフィーナと達哉が関係を持つのに反対の様子。実はリースの体の中には「フィアッカ」という、戦争で傷ついた人たちの思念体が宿っていたのでした。
フィアッカは達哉を排除するために攻撃を開始します。達哉もフィーナも諦めない姿勢を貫くものの、攻撃手段を持たない二人には逃げ回ることしかできません。そして追い詰められた達哉に止めを刺そうとしたフィアッカ、内側からリースの人格に邪魔されます。
結局、達哉もフィーナも命は助かるのですが、フィアッカは単に猶予を与えただけだと主張。そして同時に、カレンが拘束されたことについても伝えます。月と地球の関係に警鐘を鳴らす存在であるフィアッカ、今後の行動に謎を残したところで終了です。
やっぱり、出だしの新婚エプロンが正直どうかと…。カレンが行けばそれで丸く収まるという考えは少々甘いようにも感じるのですが、これも「フィーナが自分で決着をつける」ための伏線と言えばそうかもしれませんね。
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