鋼の錬金術師:砂礫の大地

著:井上真の小説版ハガレンです。かなり前に借りていたのですが、ようやっと読み終わりました。
賢者の石を求めて、金鉱の町ゼノタイムを訪れるエルリック兄弟。しかし、そこには既にエルリック兄弟が来ているとの話。偽者が現れたと当たりをつけて、二人は賢者の石を研究している場所に向かいます。
その過程で町の人に誤解されたり、偽者と戦うことになったりします。
個人的には、それぞれの弟同士の会話が結構好きですね。アルは元々穏やかな性格ですし、偽アルことフレッチャーも嘘をつき続けることに苦痛を感じる誠実さを持っているので。まぁ、兄同士の喧嘩も緊迫したバトルなので良いですが。
因みに、私は本作を原作とするドラマCDも持っています。そちらはエドの声が皆川純子だったり、アニメとは少し違っていて面白かったです。
最後にはおまけとして、軍本部の怪談を。大佐がヤラレキャラになるお話です。