長い道:全1巻

著:こうの史代のコミックです。「すてきな主婦たち」などで連載していた作品のようです。因みに、私は著者を知りませんでしたが「夕凪の街 桜の国」を描いた人なんですね。
内容は、甲斐性無しの男「老松荘介」と、マイペースな妻「道」の生活を描いた、3ページほどの短編集を54作。結婚して1年くらいの夫婦なのでしょうか、最初の方のお話ではそんなことを道が言っています。また、二人の出会いも描かれています。
道が「荘介どの」と呼ぶのが、なんだかかわいいです。また、嫌なことも嫌と思わずニコニコしている彼女ですが、時々ドキリと思わせる表情をするギャップが良いですね。
私が一番お気に入りの話は「やった!」です。内容は作品をご覧くださいまし。