しにがみのバラッド。:全3巻

原作:ハセガワケイスケ、作画:和泉明日香のコミックです。LaLaで連載されていました。
元々は電撃文庫ライトノベルなのですが、コミックが敢えてLaLaというのが面白いですよね。電撃コミックスじゃないのか〜と。
あらすじとしては、主人公の死神モモが使い魔の黒猫ダニエルと共に、もうすぐ死を迎えそうな人の元へ行き、すぐ魂を奪うのではなく、何らかの働きかけを行うというものです。
モモは死神なのに、ターゲットに対して「生きて欲しい」というような感情を抱いています。それで生死がひっくり返るわけではないのですが、同じ死に至るならば幸せに…という感じです。
コミック版は原作と導入部分は被るのですが、まとめ方などが独自の内容だそうです。確かに、ドラマ*1では結構悲しいシーンが多かったですが、コミックでは割とハートフルな感じでした。少女向けということを考慮したのでしょうか。
絵については、原作の挿絵よりコミックの方が好み…という、まったくもって予想通りの結果になりました。こういうベタな少女漫画絵が好きで仕方がない私です。

*1:id:tokaget:20070423:p2