2008/10/13

今日は上野までお出かけしてきました。目的は科学博物館で開催されている特別展「菌類のふしぎ きのことカビと仲間たち」。これから見に行く方も多いと思われますので、あまり詳細には書かないこととします。ご了承ください。
因みに、食関係では下記の他に「みはし」と「海峡」に行っています。個人的には両方とも好きなので。

池の端 藪蕎麦

現地に到着したのはお昼でしたので、まずは腹ごしらえを。朝食も若干遅めだったので、軽く蕎麦を食べに行きました。
藪蕎麦は神田・並木・上野の3店舗で暖簾分けしている老舗だそうで、上野池之端は昭和29年から店を構えているんですね。お店の風貌を見る限りでは、入り口は小奇麗で、内装も古臭いあばら家ではありませんでした。
メニューをざっと見て、温かい蕎麦に「かしわ南ばん」があったので注文。鶏肉とネギの組み合わせはおいしすぎです。鶏の出汁がにじみ出て、またおいしさがプラスされますね。
ただ、温かい蕎麦だと、濃い出汁の中に風味が埋もれてしまうので、通の方は普通にざるを頼んだほうが良いかと思います。
(公式:http://www.yabu-soba.com/

国立科学博物館

上記の通り、これが今日のメインです。
パンフレットでもフィーチャーされており、キャッチコピーも「今秋、菌たちが上野の森をかもします!」なのでわかる方も多いでしょうけれど、漫画「もやしもん」とのコラボレーションなんです。
入り口でオリゼーがごあいさつしたり、あちこちにフィギュアがいっぱいあったり、ダンボールに落書き(?)があったりと、作品を知っている人なら思わずニヤリです。展示の最後には、最新刊の生原稿展示もありましたし。
コウジカビやアオカビなどが働く映像が流れたりもしていましたが、そこにイラストがあるだけで非常に和みます。そして、菌の模型を見たことで改めて、あの絵は特徴を捉えているなと感心しました。確かにオリゼーはあの形ですよ。
菌類と言えば忘れてはいけないのがキノコ。ここも大小さまざまな種類のキノコがたくさん展示されていました。食用のキノコはあちこちで見られるので、この展示で主に楽しんだのは毒キノコでした。
見た目が綺麗なのは、個人的な趣味でベニテングタケです。赤くて鮮やかな色をしており、白い粒粒がかわいらしいんですよね。あと、光を放つツキヨタケも見逃せません。展示コーナーでは実際に光っている様子も見られました。
巨大なオニフスベやニオウシメジも見られたので、何だか一人で満足してしまいました。
ともあれ、最初はどうなるかと思っていた特別展でしたが、満足して見終えることができました。来年1月まで開催されているので、もやしもんやキノコがお好きな方は見に行ってみるのも良いのではないかと。楽しめますよ〜。
(公式:http://www.kahaku.go.jp/