ハチワンダイバー:総括

7月には放映終了していた作品にも関わらず、観終えたのは今日といういつもどおりの展開でした。
柴田ヨクサルの漫画を原作とするドラマです。あらすじは、主人公「菅田健太郎」が将棋のプロ棋士になる道を絶たれて真剣師になり、そこで「アキバの受け師」との出会いをきっかけに将棋の戦いに巻き込まれていく内容です。
私は原作を読んでいないのですが、作品として目指すところや登場人物など、大幅に変わっているようですね。ドラマでは菅田が力をつけていくうちに、またプロを目指したいと渇望するようになり、屈しないで頑張っていく感じでした。
出演者はなかなか面白いところをついてきましたよね。サンドウィッチマンの二人がレギュラーで、劇団ひとりがゲストキャラで出てきたり。かと思えば京本政樹が出てきたり、冒頭のナレーションは池田秀一だったり。深夜ドラマらしいカオスな人選とも言えたかもしれません。
将棋の方は、細かく棋譜を追う部分は時間の都合上少なかった気がしますが、実際に存在する戦法が多く出てきました。石田流とか懐かしいです…。
それよりも、対局中のエフェクトが凄すぎました。決め手を打つところでは、スロー×3回再生というパターンが多かったです。決め手を打ったら爆発し、相手が椅子から落ちるなどのエフェクトも普通だったので、ちょっとバカっぽい痛快さがあったと思います。
菅田は受け師と出会うまでは無敗だったのですが、それ以降は強い真剣師と当たって負けることも多く、それでも気合を振り絞って最終的には勝つ、という展開が多かったです。
熱い勝負あり、萌えもありといった感じで、ちょっと手を広げてしまった感はあるものの、楽しく観ることができました。
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