2008/12/07

tokaget2008-12-07

今日は空も良く晴れて行楽日和ということで、朝から長谷に行き、何箇所か周ってきました。詳細は下記に。
帰りに川口で降りて、GC川口に向かう前に昼の腹ごしらえでラーメンを食べに行きました。全然わからないので、飛込みで「ごとく」というお店に行ってみました。オープンして間もないお店だと後で知りました。
ここは豚骨しょうゆと、とろこくチャーシューといったこってりメニューが得意なようなのですが、空きっ腹だったこともあり、あっさりと思われる塩を注文しました。
スープは癖が無くて味も良い、特別ではないがほんのり印象に残るといった感じでしょうか。私は好きです。麺は中太の縮れ麺でした。
チャーシューは名前の通りで柔らかくておいしかったですね。ただ、個人的にはスープが結構気に入ったため、チャーシュー麺をわざわざ頼もうという感じではありませんでした。
川口にもラーメン屋が多数あるので、また行く機会があるかなと思っています。もちろん、別の店にもですが。
(公式:http://www.keitou.com/menfu.html

長谷寺

まずは、前に行こうとして混みまくりだった長谷寺に。紫陽花はありませんが広い庭が見られるでしょうし、紅葉があればなお良し、という思惑で足を運びました。
これが大当たりで、入ってすぐの池の周囲に紅葉がたくさん。また長谷寺はご本尊が階段を上った高いところにあるため、この紅葉を見下ろすことも出来ます。しっかり堪能してきました。
残念だったのは、夜になるとライトアップするのが今日までだったことで、さすがに朝一から夜までここにはいられないので諦めました。
その代わりに、経堂をアルミ箔で飾った「銀燦堂(ぎんさんどう)」というイベントが今日までということで、見てきました。外側を全て銀色で覆っているので、銀閣寺は本来こういう風にしたかったんだろうなぁなどと想像してみたりしました。
付け加えのようになってしまいますが、観音堂も実に立派でしたね。ご本尊の十一面観音菩薩が非常に大きく、圧倒されました。奈良や京都に行けばこのレベルの観音様も多く見られるでしょうけれど、そんなにちょくちょく行けませんからね。良いものを見ました。
(公式:http://www.hasedera.jp/index2.html

高徳院

長谷観音だけを見て帰るのは勿体無いということで、今度は高徳院に行きました。私に限らず多くの方は「鎌倉の大仏様」という言い方をした方が馴染みがあるのではないでしょうか。
ここは以前行ったことがあったかなかったか…というくらい記憶の彼方に行ってしまったので、新鮮な気持ちで拝観してきました。
とはいえ、お堂などはなくて大仏様がデーンという感じなので、ともかくもご本尊を目指すのみです。遠目で見ても存在感があり、足元まで歩み寄ってみれば、ただただ大きさに驚くばかりですね。
ちなみに、別料金20円で内部を拝観することもできます。狭い階段を上がると、お腹の中に空洞があって周囲の状況を見ることができます。凄く面白いものではありませんが、一見の価値はあると思います。
(公式:http://www.kotoku-in.jp/index.html

鎌倉文学館

長谷までは鎌倉から歩いて行ったのですが、その戻る道すがら、文学館にも寄りました。
本当はバラの季節に来たいと思っていて、そういう意味ではちょっと遅かった感はありましたが、洋館だけでも堪能できればという思いでした。
大通りから少し入ったところ、民家の中に佇む広大なお屋敷です。洋館の前が芝生の広場になっており、真正面からその姿を思う存分楽しめます。今日は外に人も少なく、空の青と屋根の青がハーモニーを奏でているかのようでした。
内部も幾つかの部屋はそのまま残してあるようで、ゆかりのある文人たちの作品を紹介していました。複製原稿を見ていると、その人の文字の癖などがわかって面白いですね。
バラ園はやはり多くの株から花が姿を消していましたが、ぽつぽつと見られるものもありました。その多くは萎れていたのですが、「ホワイトクリスマス」という真っ白なバラが一輪だけ綺麗に残っていたので、携帯でパチリと。
以前、旧古河庭園を見に行った時にもバラに感動したので、ここも季節になったら足を運びたいものです。
また、今月14日まで特別展として「音楽を言葉に」ということで、鎌倉市名誉市民である吉田秀和の足跡を辿る数々の展示物がありました。
これは、氏が長年続けてきた評論のジャンル「音楽評論」を軸に、人生でどのように音楽と触れ合ってきたか、またその主な著作と解説を並べたものです。ラジオでの曲の紹介などは今もNHK第2などでやっていますね。
(公式:http://www.kamakurabungaku.com/