天地人:第1回「五歳の家臣」

大河ドラマ天地人」がいよいよ始まりました。昨年の「篤姫」はさっぱり観ていなかったのですが、今回はまたしっかり観ていくと思います。
本作の主人公は、越後の上杉景勝に仕える「直江兼続(なおえかねつぐ)」です。兼続は兜に「愛」をつけていた、忠義に厚い武士だったとのこと。
今日の放映は75分の拡大版でしたが、大まかには時代背景の説明、主要登場人物紹介、兼続が景勝と出会う辺りまでの物語…といった辺りを放映していました。
始まりの時代は1586年、上杉輝虎(後の上杉謙信)が越後を治めていた頃のお話ですね。兼続はまだ5歳。
坂戸城主の長尾政景が殺され、輝虎の仕業と思う一派が現れており、政景の息子である喜平次(後の景勝)も輝虎を父の敵と思っていました。
しかし輝虎は政景を殺してなどおらず、喜平次を自分の養子にして越後を任せたいとさえ思っていたのです。輝虎は喜平次に誠意を持って接して誤解を解くと「雲洞庵」という寺に入れて修行させます。
しかし城主の子と普通の子供、ましてや心の傷も残る喜平次は、すぐに周囲と打ち解けることもありませんでした。喜平次の母である桃仙院は、喜平次と共に成長していける相棒のような存在を欲しました。
そんな時に声が掛かったのが、樋口惣右衛門の息子である与六(後の直江兼続)でした。与六は親元を離れることを嫌がりますが、辛さを堪えた両親の強い説得により、涙ながらに寺に入ります。
冒頭では兼続が若武者として豊臣秀吉と会話するシーンが少しあるのですが、この辺りをゴールとするんでしょうか。60歳くらいまで生きる人のようなので、そこまででしょうかね。
最初はちょっと人物紹介で詰め込みすぎた感はありましたが、楽しくなって来るのはまだこれからだと思うので、続けて観ていきたいと思います。
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