2009/08/03

旅行2日目です。この日が観光のメインで、山歩きもする「アルペンルート」を通ることになります。

この日のルート

宇奈月温泉〜(富山地方鉄道)〜立山〜(ケーブルカー)〜美女平〜(高原バス)〜室堂〜(トロリーバス)〜大観峰〜(ロープウェイ)〜黒部平〜(ケーブルカー)〜黒部湖〜(徒歩)〜黒部ダム〜(トロリーバス)〜扇沢〜(特急バス)〜長野〜(あさま)〜大宮

出発から室堂まで

この日は様々な乗り物を乗り継ぎながら行くので、時間管理もタイトになります。事前に組み立てては来ましたが、ちょっと遅れが出たりすると狂うので考えながら行くことに。
アルペンルート立山から始まります。ここで切符を取ろうとするも、当初予定していた時間は満席だったので次で行くことに。その間、昼食を買ったり駅周辺を軽く観光したりして時間を潰しました。
その後は首尾よく室堂に到着。ここでは少し山を歩きつつ観光する予定だったので、その通りに高山植物などを見て回りました。3〜4年に一度しか花が咲かない植物もあったりして、貴重な経験が出来たかと思います。
みくりが池も見られました。山のところどころには小さな水溜りもあるのですが、ここはしっかりした大きさの「池」でした。水面に山の緑が映りこんで綺麗でしたね。

ハプニングと扇沢

実は、次のバスでデッドラインを引いており、こちらのトラブルで乗り遅れてしまったのです。次のバスに乗れたものの、それでは予約して切符を手配した新幹線に間に合いません。
途中、一縷の望みをかけて「徒歩」の部分を走ることで間に合わせられないか、とチャレンジしましたが惨敗。せっかく黒部ダムを走り抜けようと頑張ったのですが。
このしわ寄せは扇沢で来まして、次のバスまで2時間待ちという状況。ここでお土産を買い、ドラマ「黒部の太陽」で使われたトンネルのセットを見学し、周囲を散策…といった感じで時間潰しをしました。
観光案内所では付近の植物の解説や、蝶の展示を。そして周辺では植物園を見ていました。「トラノオ」そっくりの花に「ゴマナ」という札が刺さっていたのが面白くて思わず写真に撮ったり。
予定外のことでしたが、まあこれはこれで楽しめました。
もし皆さんがアルペンルートを旅行される場合、事前の計画は勿論のこと、当日にトラブルがあった場合にどう対処するかも予め検討した方が良いかもしれません。携帯も通じないので。
(公式:http://www.alpen-route.com/

遊びきっての帰り

扇沢から長野へのバスは時刻表どおりに進み、更に長野では別の便ですが「あさま」を捕まえられたので帰りは問題ありませんでした。しかも自由席が結構空いていました。
長野駅があさまの始発駅で良かったと思いましたね。さすがに大宮まで立ちっぱなしは辛いです。
帰りはすっかり暗くなっていたので、外の景色もせいぜい明かりがちらちら見えるくらい。それでも、地元が近づいてくると、周りが見えなくてもそれなりに気分は落ち着いてきますね。
そして地元で大戸屋に寄って食事し、帰ってからはシャワーだけ浴びてぐったりと眠ったのでした。
今回はこんな風にトラブルもありましたが、体力を使い切ってあちこち周ったので満足しています。
アルペンルートでも単なる通過点にしてしまった場所も多いので、まだ巡る場所はありそうです。ただ、個人的にはこちらより「宇奈月温泉を巡る旅」の方に惹かれます。我ながら枯れてると思いつつも自分らしいのかなと。