らき☆すた:1巻〜6巻

著:美水かがみのコミックです。コンプティークをはじめ幾つかの雑誌で掲載されています。
元はコンプティークの穴埋め漫画としてのデビューだったらしいのですが、私はアニメの時点で知りました。「コミック掲載開始→人気が出たから連載→アニメ化→アニメが大ブレイク→原作に立ち戻る」という流れの中で、私と同じパターンの人が結構多いのではないでしょうか。
内容は…まあ今更という気もしますが簡単に述べますと、「陵桜学園」に通う女子高生(最初期は4人、徐々に増える)を軸とした、まったり学園生活コメディ四コマです。陵桜学園は私立か公立かの記述がなかったと思いますが、モデルを考えると私立でしょうか。
どちらかと言えばアニメ版の背景などが相当凝っていたこともあって、漫画ではそこまで描いている余裕もないのかもしれません。本編以外のところで知識補完していく面も多々ありました。ただ、漫画は漫画で面白いのは確かです。
宣伝4コマも結構あり、こなたがコンプをヨイショしたりゲーマーズをヨイショしたり、掲載紙によって違いは見られますね。雑誌の中でのマスコット的な存在とも言えそうです。
1巻の最初から徐々に絵が変わっていくのも、まあ面白い部分かもしれません。漫画作家としてのキャリアがここからということを考えると、試行錯誤の連続であったことをうかがわせます。初回のこなたとか、性格も含めて別キャラに見えてきます。
あとどうでもいいところで気になったのは、5巻のカラーページで平野綾がチョココロネを上手く食べられないというネタでした。ハルヒでも女性声優3人はキャラと中身が全然違っていましたが、その一つかもしれませんね。
それにしても、桶川に行った*1時にも展示などがありましたが、本作は実に「聖地巡礼」が大きく取り上げられた作品の一つですね。地元の同人作家による紹介マップとかもあったはずですし。
こなたの家が幸手市、高校が春日部市、柊家が鷲宮神社ゲーマーズがあるのが大宮駅…など、交通に関しても大宮駅を軸にすれば私も行って行けない距離ではないので、アニメが終わった今だからこそ行ってみるのもアリかもしれません。

*1:id:tokaget:20090307:p3