2014/04/27

tokaget2014-04-27

昨日は、花の季節ということもあり、群馬県は館林にある「つつじが岡公園」のつつじまつりに足を運んできました。つつじと言えば笠間には何度か行きましたが、館林は初めてですね。
東武伊勢崎線で久喜からは30分程度と、そう長い距離ではありません。都心から行くなら特急もいくらか出ているようです。
さて、現地ではまず館林駅からして花の色が鮮やか。ヤマツツジもそうですが、パンジーの彩りが綺麗でしたね。あとハナミズキも時期で咲き誇っていました。
路線バスで15分程度。少し歩いて会場に到着すると、GW初日ということもあってか人出はそれなりにありました。出店も多く出ています。
肝心のつつじは、旧来の公園と新しく追加された公園で大きく2つに区分けされているイメージ。まず新公園を見ると、細長い土手の斜面につつじの木が植えられていました。見事な咲ぶりでしたし本数もかなりあるのですが、まだここだけでは少ない印象を受けました。
ただ、新しい所ということもあり、向井千秋さんがコロンビアで宇宙に行った時のつつじが植えられているコーナーがあったり、芝生広場でアトラクションが行われるといったエンターテインメントがありました。広場から一望するつつじの様子も良い物でした。
ただ、日本一と名乗るつつじの名所であるからには、これ以上の驚きがなければいけません。ということで旧公園側に行くと、こちらは小高い丘の上に様々な種類のつつじが満載。巨木も数多くあり、下をくぐれるような大きさの物も見かけました。
また何といっても、樹齢800年を超える古い木が何か所も見られるのは圧巻です。10か所の名木があり、リュウキュウツツジなどまだ咲いていないものもあったのですが、総合として見れば十分なものでした。
色も標準の赤の他、ヤマツツジの紅色、他にも白や紫やピンクなど、色とりどりで楽しめました。これほどまでならば、来た甲斐があったというものです。
(公式:http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/tsutsuji/
その後は、今度は芝桜の名所でもある「ザ・トレジャーガーデン館林」に向かいました。今日は直通のシャトルバスがなかったのでタクシーで。因みに、つつじが岡公園の入場半券を持っていると2割引きになりました。
40万株ある芝桜がこの季節はメインとなりますが、実際には広いエリアの庭があり、バラ園も相当な広さがあります。2週間くらい後には素晴らしい咲ぶりでしょう。
今回は中央にある芝桜のじゅうたんを堪能し、紫やピンク、白で区画が分けられたグラデーションを楽しんできました。以前秩父に行った時よりは少しまばらな印象を受けましたが、それでも雰囲気や広さは負けていないと思います。
また他にもキンギョソウと別名があるリナリアが有名で、こちらも色とりどりで可憐な花でした。むしろ個人的には、芝桜よりこちらの方がレアに感じたので、ついでのつもりが得したと思いました。
それと、ここは庭だけではなくチャペルもあるので、結婚式場としても使われているようです。教会のステンドグラスを見たり、席に座ることもできました。
季節にもよると思いますが、花の季節には大人気となりそうです。こうしたイベントごとの最中には混雑が予想されるものの、イングリッシュローズガーデンでの挙式というのは雰囲気があって良いですよね。
(公式:http://www.sibazakura.com/
その後は近くにある茂林寺に歩いて行きました。ここは「分福茶釜」で有名なお寺だということを、訪れてから資料などで知りました。お話自体もかなりうろ覚えですしね。
このこともあってか全体的に狸の信楽焼が多く置かれており、このお寺と狸の縁について一つ一つ説明があったりして楽しめました。
また庭も見事なもので、先の2つのような手入れではありませんが立派な牡丹があったり、八重桜がまだ巨木で咲いていたりしました。大きなマキもあり圧倒されます。
因みに茶釜はトレジャーガーデンにもレプリカが置かれており、福を分けるということで幸せをもらってきました。
(公式:http://www7.plala.or.jp/morin/
大きくはこれらを回ってきた日帰り旅行でしたが、歩いている途中の花も綺麗でした。特に藤はそれぞれの場所にあり、歩く途中の駐車場に咲いた藤ですら見事でした。
それと、この辺りはこいのぼりも飾っているらしく、茂林寺近くの水路の両岸にまたいで大量のこいのぼりがありました。その駐車場のハナミズキも見事でしたし、民家のパンジーやつつじ、芝桜もどこを見ても楽しく、長い道のりも苦にならない風景だったと思います。