2014/10/26

今月の中頃に、高田馬場「鷹流」でラーメンをいただきました。この辺りは外食するお店に事欠かないのですが、時間帯的にも空いていたので入った次第です。後から調べたら、何と台北にも支店があるそうな。
ここは鶏塩ラーメンのようだったので、看板メニューの「白鶏麺（パイチーメン）」にしてみました。極細麺が浸かっているスープは上品な黄金色で、表面には油が浮いていましたが、飲んでみても胃にもたれる感じはありませんでした。
具は蒸し鶏、砂糖甘い台湾メンマ、白髪ねぎ、海苔、水菜などの他に、何かに漬けられて黄色くなっている花にらが入っていました。珍しい物が多く楽しめましたし、どれもスープの繊細な味を壊さない優しさがあると思いました。
正直、量は少ないですし、大盛や半ライスなどの無料サービスもないので、空腹をパンパンに満たそうというコンセプトではありませんが、食べる芸術というか、家では用意できない外食の本質があったと思います。
（公式：http://www.yu-ing.com/yatai/）
その１週間後には、同じく高田馬場にある「らーめん　よし丸」を訪れています。ここは以前、埼玉の鶴ヶ島にあったお店がラーメン激戦区の高田馬場に移転したという経歴を持つそうです。鉄腕DASHもラーメン企画で訪れたことがあるようで、多分観ていたはずなのですが忘れていました。
こちらも看板メニューの「よし丸らーめん」にしてみました。スープは魚介と豚骨の２種類が独立して存在しますが、これはミックスになります。つけ麺と迷いましたが、この日は雨で寒かったのでラーメンに。
麺は中太のストレートで、もちもち感が強いです。そしてスープは無化調とのことでしたが、とろみを持った味の濃いものでした。両方とも強い、がっつり食べさせる一品だと思います。
具は刻みネギや海苔、茶色く甘いメンマなどは想像どおりでしたが、大きいチャーシューが乗っています。外はとろとろで、内側に行くほど肉の食感が楽しめる感じでした。後、恐らく味玉ではない茹で卵が半分乗っていたのも嬉しいところ。
空腹だったことも手伝って一気に食べてしまったのですが、この味の濃さやスープの印象は、私が日頃つけめんで食べている味だと感じました。評判を見るとラーメンの方が良さそうだったので、良かったのかもしれませんが。
個人的な感想としては、もし半ライス無料だったら通っていそうです。麺を食べ、ライスにチャーシューと卵と海苔を乗せて、スープと共にいただくのが容易に想像できるからです。とはいえ、肉ごはんが100円など、学生街らしい値段で提供しているのには頭が下がります。
あと、一見さんならではで感じたポイントは、サービス面だったかもしれません。食券を渡すと、ここは大盛り無料なのですが特に聞かれず、ちょっと消化不良感がありました。もっとも、調理場で準備していた大盛りの椀を見る限り、これは頼まなくて正解だったかもという量でした。
（参考：http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13119459/）