メイちゃんの執事:総括

今のところ、最後に録ったドラマでしたがようやく観終わりました。
原作はマーガレットで連載されていますが、そちらは読んだことはありません。ただ、ストーリーを見る限りでは「執事様のお気に入り」にちょっと近いかな、という印象はありました。
それより何より、私がこのドラマを観ようと思ったきっかけは、錚々たる出演者たちですよ。榮倉奈々水嶋ヒロ佐藤健ってどんだけ豪華なんだこの面子は…と、放映前から注目していました。
さて内容ですが、導入部分をざっと。うどん屋を営む両親の元で暮らしていた少女「東雲メイ」は、両親が事故で亡くなった時に大企業の本郷グループに仕える執事「柴田理人」によって、実は本郷家の人間だと告げられます。そして今後は理人がメイに仕えるということも。
メイは理人に連れられ、お嬢様学校「聖ルチア女学園」に入学することになります。そこではお嬢様一人に対して執事が一人つくシステムなのですが、メイは急に変わった暮らしの中で奮闘しながら自身を磨き、徐々に認められていきます。
メイは序盤、どこから来たともわからないとして苛められたり、急変した生活に強いストレスを感じたり、苦しむ場面がとかく多いです。しかし、1話ごとにクラスメイトが1人ピックアップされ、メイとの関わりの中で友人になっていくのが見ものです。
また、執事たちも皆イケメンという設定のため、理人に限らず目の保養になります。理人が水嶋ヒロで、弟の剣人が佐藤健という凄まじい兄弟がここに誕生しました。なんだこれ、漫画じゃないんだから。
本郷家の跡継ぎ問題も本作のメインです。跡継ぎ候補はメイの他にも、学園の才女「ルチア」の称号を与えられた「本郷詩織」がおり、彼女が理人を盲愛していることもあって二人は戦いを避けられなくなります。
個人的に好きな執事は、竜恩寺泉に仕える木場ですかね。未熟者っぽい感じを与える、本作の中では割と珍しい存在です。でも、こういう人間臭いところは愛着が湧きますね。
ともかく、メインどころが好きな俳優ばかりだったこともあり、楽しく観ることができました。最近はイケメンが出るドラマしか観てない気がしますが、あまり気にしないことにしておきます。
(公式:http://www.fujitv.co.jp/mei-chan/index.html