2007/10/20

tokaget2007-10-20

今日はかねてからの計画通り大宮へ。…と言っても、珍しくゲーセンではありません。
そごうで開催中の「リサとガスパール&ペネロペ展」に足を運んできました。これらは、アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベン作の絵本展です。これまでの作品のダイジェスト展示や、リサたちの生い立ちについて、あとグッズ販売などでした。
私は自分で絵本を買って読むことはしていませんが、妹さんが借りてきたのを読んでいたりするので、今日も楽しめました。個人的にはガスパールがかわいかったというか、微笑ましい感じでした。おてんばのリサとのんびり屋のガスパール、良いコンビです。
販売コーナーにはカタログや各種グッズがありましたが、心惹かれたのはミニタオル。あのもこもこした感じが好きなのですよ。ただ、家にもたくさんあるし、自分が使えるものでもないので見送りました。
あとは食事したり本屋を覗いたり。特に買い物はせずに帰ってきたのでした。

パパとムスメの7日間:総括

録画したはいいものの、結局観始めたのがつい最近というドラマでした。始まる前に新聞のテレビ欄に書いてあった評が面白そうだったので、とりあえず…という気分で。
あらすじとしては、大手化粧品会社で中間管理職を務める父親と、高校生の娘がとある事故により入れ替わってしまうというもの。それぞれの生活を通して、今まで見てこなかった世界や考え方を垣間見ることになります。
娘になってしまった父親の恭一郎は、学校に通うことになります。友人関係などに戸惑い、また娘が想いを寄せている先輩との関係も…。
一方、父親になってしまった娘の小梅は、現在手がけているプロジェクトのリーダーとして出勤しますが、社会人のイロハもわからないので「直帰」を「なおき?」と読んでしまったり、難しい状況に。
このドラマで見所となったのは、やはり「お互いの立場でないと気づけないことを言える」こと。特に、恭一郎が関わるプロジェクトはティーン向けのフレグランス開発だったため、正に自分の気持ちを考えながらアイディアを出していきます。
更に、会社で「御前会議」と呼ばれる社長レビューでも、大人しくして責任を背負わないようにするのがセオリーにも関わらず、小梅は自分の考えを訴えます。これが波乱を呼ぶことになるのですが、最後には思い切った行動と改革を評価されていました。
最終的には、当然二人は元に戻るのですが、以前よりはお互いを理解できて良好な関係を築けたのかな…という終わり方でした。
こういう「入れ替わりモノ」はハズレがありませんね。今回も、おっさん口調で喋る新垣結衣が新鮮すぎでした。しかしそれを上回ったのが、女子高生口調で喋る舘ひろし。アレはあらゆる意味で「必見」だと思いました。
近年観たドラマの中では、最高レベルの面白さで楽しめました。全7回と短かったのが残念ですが、またこういう作品に出会いたいものです。
(公式:http://www.tbs.co.jp/papa-musume7/

らぽっぽの「焼き芋スイートポテト」

大宮に出たので、何かお茶菓子でも…と思って買いました。らぽっぽのお菓子を食べるのは初めてではありませんが、季節的にもこういうものが欲しいですし、せっかくなので今までに食べたことのないものを。
焼芋の皮の内側に、スイートポテトを盛り付けた感じでした。個人的にはこうしたお菓子とかアイスクリームなんかは、見た目で好きになります。
味としては割とシンプルな感じで、焼き芋を意識したものなのかもしれません。ただ、以前に別のものを食べた時にもやはりシンプルな味だったので、こういう作風なんでしょうね。むしろ、今日食べた方がバターが強かったようにも思いました。
それより、どちらかというと気になったのは舌触り。若干しっとりしていて、個人的にはツボでした。
一応、らぽっぽのお菓子を食べたことがない方には、素直に「焼きたてポテトアップルパイ」をオススメしておきます。あれが一番信頼できるおいしさだと思うので。
(公式:http://www.shirohato.com/rapoppo/

ぼくらの七日間戦争(映画)

テレビで放送していたので、これはと思って録画しました。小説はかなり昔に読んだのですが、映画版は観ていなかったんですよ。
原作は宗田理で、シリーズの第1作だったんですよね。私はあまり宗田理作品を読み込んでいませんが、なかなか面白かった記憶があります。
さて「ぼくらの七日間戦争」のあらすじですが、理不尽なほどに厳しすぎる規則を持つ学校に反抗する中学生が描かれています。彼らが廃施設に立てこもって、教師らとの戦いをすることになるのです。
この作品はとかく、大人の理不尽さを描いています。ここでは特に「教師」に絞っていますが、子供たちも何も考えてないわけではないよ、という主張が見えてきます。もっとも、教師の中にも子供の味方がおり、大人も皆が悪いわけじゃないと思わせるシーンも。
今だったら、子供が問題行動を起こしたら「家での躾がなってないからでしょ」なんて、教師は言えた立場じゃありませんよね。この辺で時代を感じました。
小説の記憶もおぼろげですが、大筋以外は結構違うお話だったと思いました。立てこもりに参加するのも男子8人*1ですし、FMラジオもないし、戦車とか登場するしで。
あと、先客のおじさんとの会話シーンが全然なかったですね。小説では火薬関係の相談を色々していた覚えがあるのですが、やはり尺の関係でしょうか。
役者としては、私は宮沢りえしか知らなかったり…。初主演の作品だったんですね、そりゃ懐かしいわけだと思いました。さすがに若かったですね。まさか、この3年後に脱ぐとは誰も予想していなかったのではないかと。
あと音楽が全編TM NETWORKで、そちらがかなり気になってしまいました。挿入歌は2曲。BGMの方はスリリングで尖った感じの曲が多いですが、歌は両方ともバラードです。
映画自体は初めて観たのですが、妙にノスタルジックな気分になりました。

*1:途中から女子3人が加わる。